下北沢GARDEN、Yellow Studsツアーファイナルワンマンライブ密着レポート!

ワンマンライブ終了
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2014年11月1日、東京・下北沢にて、Yellow StudsのNew Album「Alarm」発売の全国7か所ワンマンライブのツアーファイナルが開催された。下北沢最大の収容人数を誇るGardenにてチケットは前回に引き続きSOLD OUT。と言ってしまえば良くある話に聞こえてしまうが、完全自主レーベルとして活動するインディーズバンドが400人を超える人を自分達だけで集めるのは並大抵のことではない。本日はそのYellow Studsツアーファイナルワンマンライブ当日のメンバー写真や限定公開動画、スタッフやお客さんインタビューまで密着取材を敢行した。
 
PM2:00、早速会場入りしてみると早速メンバーはリハーサルの準備中。
 
下北沢GARDEN
 
楽屋では一足先に準備を終えた植田(Ba.Cho)と田中(Dr.Cho)。
 
田中&植田
 
佐藤:植田さん、お疲れ様です!一枚いいですか?
植田:あ、うん?アレだよね?普通な感じでもいいんだよね?
佐藤:全然OKです、むしろその方がいい感じです。
植田:あ、オッケーです!
佐藤:田中くん、今日はワンマンツアー最終日ですが心境はどうですか?
田中:いや~、あっという間ですよね。でも楽しかったです!ワンマンだとすべて自分達の好きなようにできるから楽と言えば楽でしたね。
佐藤:そういえば田中くんは去年のツアーファイナルの時はお客さんとしてYellow Studs見てましたよね?
田中:そうっすね!
佐藤:その時はどういう心境で観てたんですか?
田中:う~ん。僕ならこう叩くかな~ってなんて考えながら見てました!それが1年後ステージに立つって何か不思議ですね(笑)
 
そしてリハーサルがスタート!
 
イエロースタッズ リハーサル
 
音やリズムを一つ一つ確認するように真剣かつ丁寧にリハーサルは進む。
 
野村太一 イエロースタッズ
 
野村良平 イエロースタッズ
 
植田大輔 イエロースタッズ
 
奥平 イエロースタッズ
 
佐藤:奥平さん、何やってるんですか?
奥平:ん、メンバーの演奏シーンを写メ撮っとっとったんや!
佐藤:お、お疲れ様です!!!
 
そしてリハーサル中の演奏はこんな感じ!
 

太一さんの歌詞は自分でも気づいてなかった悲しみや怒りのような気持ちを代弁してくれてる気がするんです。<お客さんインタビュー>

今回は毎週木曜日にYellow Studsが放送しているUSTREAM放送中の適当な会話から発案されたお客さんインタビューも実施してみた。本日紹介するのは東京都在住、Yellow Studsファン歴約1年のNimaさん。
 
nimaさん インタビュー
佐藤:Yellow Studsを知ったきっかけはなんですか?
Nima:友人にイエスタファンがいてその友人から音源を紹介してもらったのがきっかけでした!
佐藤:友人からの紹介だったんですね!
Nima:最初に曲を聴いて叙情的で物憂げな風景が浮かんできて良いな~って思ったんですけど、その後歌詞を無性に読みたくなったんですよね。初めて知ってからはもう夢中で色んな曲を聴いて、ホント素晴らしい曲ばかりなんですけど私はやっぱり太一さんの歌詞がすごいな~と思って。
佐藤:なるほど、歌詞に共感したり考えさせられたりする部分があるんですね。
Nima:そうですね。イエスタの曲とか歌詞って、自分もまだ気づいていない悲しみや苦しさ、怒りとか普段人前で出しにくい想いを代弁してくれてるような気がして。
佐藤:あ~、なるほど。そんな普段自分も気づかない感情を引き出してくれて、それが癒しだったり希望の光に繋がるようなイメージでしょうか?
Nima:そうですね。イエスタの曲を聴くと非常に前向きになれるっていうか。元気をもらうというか。考えさせられることも多いですね。
Nima:あとこの間、70歳のおばあさんに”僭越ながら”を聴かせる機会があったんですけど、「いい歌ね~、この人はいくつなのかしら?」ってすごい感動してて。それってすごいですよね。「君にはどうしても加点方式なんだ」っていうところが刺さったらしくて。それって女性が言われたらすごい嬉しいだろうし、でも逆に曲を聴いて女性が男性に想うこともあるんじゃないかなって思うんですよね。
佐藤:”僭越ながら”も良い曲ですよね~。太一くんが初めて作ったラブソングみたいですよ。曲の歌詞に心当たりがあるお客さんも多いでしょうね(笑)。その他の曲もライブだと歌詞と合わせてより楽しめそうですね。
Nima:そうなんですよ、1年前にファンになったばかりだからワンマンライブは今日が初めてで。今日はとても楽しみにしてきました!
佐藤:このあとのワンマンライブ是非楽しんでください!
Nima:ハイ!
佐藤:どうもありがとうございました!

タダでライブ見れるし、ラッキーって9年間思ってます!<スタッフ紹介>

イエロースタッズ スタッフ
※写真左からホタテ、タナコ
佐藤:Yellow Studsのスタッフって何年前からどんなきっかけで始めたんでしたっけ?
ホタテ・タナコ:もう9年になりますかね、きっかけはスタジオにあったスタッフ募集!の張り紙です(笑)
佐藤:バンドのスタッフっていうとプライベートの時間を割いて何か手伝うことになると思うんですがそれを9年間て結構大変ですよね?
ホタテ・タナコ:う~ん、何か大変て感覚まったく無くて(笑)チケット予約の管理したり、物販の売り子やったりくらいですけどね。。
佐藤:なるほど~。それでも9年間やってきて辞めたいとか思ったことないんですか?
ホタテ・タナコ:それが無いんですよね~。メンバーはみんないつも感謝してくれて「ありがとう~」「ごめんね~」っていつも気を使ってくれるんですよ。別に私たちはスタッフだからそんなお礼の言葉とかいいのに~って思ってるんですけどね。本当にメンバーが優しすぎてたまに恐縮しちゃいます(笑)
佐藤:9年間欠かさずお礼を言い合える関係ってすごいですね。メンバーの人柄もあって9年間も続けられてるんですね。あ、ちなみにノーギャラって噂ですけど?
ホタテ・タナコ:そうそう!でもバンドのスタッフでギャラ有って聞いたことないですからね。。。私たちは大好きなバンドのライブが無料で観れて、ツアーとか地方遠征で旅行に行ける気分で楽しんでますからそれで全然満足なんですけどね!ただ今日みたいなワンマンライブは忙しく動き回ってるのもあってあまり見れないんですけどね(笑)
佐藤:それで9年間はすごいな(笑)。これからもぜひメンバーを支えてあげてください!
ホタテ・タナコ:ハイ!

そしてライブ直前!

スタートまでの入場時間はDJ ジャックサトシが盛り上げる。
DJ ジャックサトシ
18時のオープンから続々と人が入場。あっという間にフロアは満員に。
ライブ直前

一部スタート!

▼ライブ直前のメンバーの様子

PM 19:10、いよいよライブスタート!!
コメディ
オープニングムービーが流れると同時に会場が一気に湧く。スタートは「Alarm」の1曲目”コメディ”。そこから立て続けに”さえずり”、”ヤモリ”とアップテンポなナンバーが続く。6曲目の”ライブハウス”のイントロが流れると大歓声とともに会場を埋め尽くすオーディエンスが一斉に揺れる。7曲目の”また会おう”が終わったところでMC。北海道や沖縄から駆けつけてくれたファンがいることに太一もビックリ!次に「Alarm」でも人気の高い”僭越ながら”。さっきまでの盛り上がりと雰囲気がガラリと変わり聴き入るようにステージを見つめるオーディエンス。1部最後は良平の疾走感溢れるギターで口火を切った”SNS”で幕を閉じる。
 
●一部
1.コメディ
2.さえずり
3.ヤモリ
4.8
5.カナリヤ
6.ライブハウス
7.また会おう
8.僭越ながら
9.SNS
 
▼一部の演奏を終えて、楽屋に戻ってきたメンバー達。

二部スタート!

トビラ キリン氷結ストロングCM
第二部の幕開けは、キリン氷結ストロングのCM曲となった”トビラ”からスタート。さらに太一の自作MVが好評の”脱線”へと続く。そこから 5th Album「Shower」に収録されている”言葉にならない”と続き、MVの再生回数がたった数か月で15,000回を突破していた”秋晴れの空”と人気曲が続く。7曲目の”ツルの恩返し”のサビでは「もうお別れ!」でオーディエンスが声を揃える。これまでの盛り上がりを沈めるように”何でもない歌”では太一の声を振り絞ったアカペラを400人のオーディエンスが包み込むように大合唱。そして第二部最後は俗世間の物悲しさを歌った”飴と鞭”で雪崩のようなフィナーレ。
●二部
1.トビラ
2.脱線
3.言葉に成らない
4.秋晴れの空
5.百人町
6.生きてるフリ
7.ツルの恩返し
8.何でもない唄
9.飴と鞭
▼二部の演奏を終えて、楽屋に戻ってきたメンバー達。

アンコール!

アンコール1曲目は6th Album「Curtain」に収録されている”サイレース”。そして勢い良くラストナンバーの”ブレーキ”へ。さらに2回目のアンコールはDJ ジャックサトシもステージへ乱入し、先日カラオケ入りを果たしたの名曲”バード”でツアーファイナルワンマンライブ完結。
アンコール
●En.1
1.サイレース
2.ブレーキ
▼ステージからの写真撮影

●Ec.2
1.バード

まとめ

全国7か所にわたるワンマンライブツアーでSOLD OUTを連発させてきたYellow Studs。前回東京・渋谷で行われたツアースタートのワンマンライブから早3か月半。現時点でNew Album「Alarm」のセールスは過去作品の最高売上枚数を更新している。「Alarm」リリースツアーは終わるが、今後もYellow Studsは休む間もなく全国のイベントに引っ張りダコだ。傍から見れば地道にファンを増やし続ける彼らの姿は絶好調に映るかもしれない。しかし、メンバー達は早くも焦燥感に駆られているだろう。
 
なぜなら、人気楽曲ランキング1位から10位をアイドルグループが占める昨今。栄養過多に陥っている商業的J-POPと一線を画すYellow Studsは、もしかしたらこのまま日の目を浴びることすらないのかもしれない。そう悲観的に考えることもできるからだ。それは本人たちが一番よくわかっているだろう。
 
このまま順当に行けば20年後にはきっと今流行りのアイドルソングが僕の私の青春だったなんていう人々で世間は溢れかえるのだろう。それも悪くないのかもしれない。
 
しかし、今日下北沢Gardenで魅せてくれたYellow Studsの楽曲・パフォーマンスを改めて目の当たりにした時、「え?これで売れなきゃダメじゃない?」と音楽素人ながらに世間との矛盾を強く感じてしまったのは僕だけではないはずだ。
イエロースタッズ
RockでもJazzでもなく“ただそこに在るノスタルジー”それは時に激しく、時に切ない。今日のライブはそんな彼らの特殊な楽曲達がこの先、世間の何かを変えていく日もそう遠くはないのではないだろうか。そう感じさせてくれる最高のライブだった。
 
佐藤:太一くん、今日どうでした?
太一:ん?今日良かったんじゃない?!次はアレだ!イーストだ!イースト!TSUTAYA o-east
佐藤:え?イーストって1000人位の規模のホールじゃないっすか?
太一:え?そうなの?うん、まあアレだ。うん。頑張る!
 
取材・執筆:佐藤 章太
佐藤章太 ライター
 
 
 

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