アーティストのマインドセット:自分コーチングでライフハック!

ルータイス
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アーティストとして食べていく。音楽だけやって生活できるなら苦労は無いよ、と言いたくなる方も多いでしょうが、そのような方々は実際にアーティストとして食べている人がいる現実と、自分の人生との間に大きな距離を感じているのではないでしょうか?
 
心の底では「やりたいことだけやって生きていきたい」と感じていても、それが実現できない人と、実際に職業としてアーティストで食べていっている人達との間にはどのような違いがあるのでしょうか。
 
今回は、表舞台で活躍する複数のクリエーターのコーチングやカウンセリングにも携わってきた筆者の経験と知識から、「自分一人で今から実践できる」コーチング、カウンセリングのシンプルな技術を2つ、ご紹介してみたいと思います。

現状の「奴隷状態」から抜け出す糸口が見つかる、ゴールの設定方法

ルータイス
 
多くの場合、私たちは自分の向かうべき方向性やゴールを、親や教師、メディアの発する意見に左右され、矮小化(小さくする意味)してしまっています。「大学を出て一流企業に就職すれば安泰だ」などの意見は、社会に出てある程度の経験を積んだ我々にとって、必ずしも現実に即していないことは明白でしょう。
 
コーチングの祖として著名な国際コーチ協会会長の故ルータイス氏と、日本の機能脳科学者・苫米地英人氏が共同開発したコーチングメソッド「TPIE」によれば、「現状の内側で行うゴール設定」は人のマインドを奴隷化します。
 
例えばA社の社員がA社の代表取締役を目指すことは、どのように可能性が低く思えても、A社の社員である限り現状において100%不可能ではなく、このようなゴールを持つことはA社に対するマインドの隷属化を生み、現状を肯定することに繋がってしまう、という考え方です。
 
これを防ぐには、自分の勤めるA社ではなくB社の社長になることをゴールに置くことです。現状の外にゴールを置くことでゴール達成方法が「不可知」という状態を創りだすことができ、固定観念の排除が可能となり、新しい情報に対するアンテナが機能するようになります。
 
人の脳には「自分に必要な情報しか見えなくする」RAS(網様体賦活系)という機構があるため、現状の中にゴールを置いている状態では、その現状を支配している人間(会社なら社長や経営陣、上司など)にとって都合の良い範囲の情報のみ受容するマインドセットになってしまい、意識・無意識に関わらず、例え不平不満を口にしていたとしても隷属状態になってしまいます。
 
そこから抜け出すためには、現状の外にゴールを設定し、「これは本当に自分が自由に設定したゴールなのか?」と自問し、親や上司、メディアその他の提供する偽りのゴール設定を回避することで、誰も自身を奴隷化できないよう様々な情報を認識できるようになる必要があります。

悪癖や過去の習慣を断ち切る、「言い訳」の羅列テクニック

反省猿
 
現状の外にゴールを置くことができたら、そのゴール達成に向けて人生を再構築するため、今度は自分の行動を変えていく必要があります。行動を変えなければ奴隷状態から抜け出せないばかりか、「奴隷と知っていて」奴隷でいる、というなんとも不快な状況に置かれてしまいます。
 
例えば現状から抜け出すために勉学に励み、お金を貯める必要があったとします。ですが、これまでと同じ環境で上司や先輩に飲みに誘われ、それがどう考えてもゴール達成に反しているのに習慣として飲み会に時間とお金を浪費してしまう、このような場合に効果を発揮するとっておきのテクニックは「言い訳の羅列」です。
 
通常、人が間違った行動をした時、言い訳をするとさらに周囲から責め立てられてしまうため、言いたいことを自分の心の奥に仕舞ってしまうのではないでしょうか。しかし、人には「正しくいようとする衝動」がある為、間違った行動を無意識に正当化してしまい、その行動を繰り返してしまうという恐ろしいメカニズムがあります。
 
このメカニズムを回避して悪癖を断つには、カウンセリング手法として真逆のアプローチをします。例えば先の例に当てはめると「ゴール達成に反しているにも関わらず、上司や先輩に誘われて毎日飲みに行ってしまう」のが「正しい理由」を次々に挙げていきます。
 
「上司や先輩の誘いを断るなんて、社会人としてあるべき姿ではない」、「飲みに行ってリフレッシュすることも大切だ」「人との交流は大切だ」など、もっともらしい理由が山のように出てくるはずです。この「正しい理由の羅列」を続けていると悪癖が突然解消されるので是非試してみてください。
 
この現象の背景として、悪癖(間違った習慣)の根底には「意識されていない正当化思考」が存在しているという不変的な概念構造があります。人の行動に、無意識の思考のツリーがいくつかぶら下がっている状態が習慣です。催眠術を勉強するとわかりますが、無意識にかけられていた暗示を一度意識に上げてしまうと、催眠は解けてしまいます。
 
他者に植えつけられたゴールと悪癖を解消して行動を変えることで、「好きなことだけやって食べていく」人生は格段に実現しやすくなるはずです。みなさんも自分でできる上記のコーチングテクニックを使って、思い通りの人生の実現を目指してみてくださいね。
 
参照元:TPIEとは?
執筆:muu

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